医療コラム

健診結果、放置していませんか?夏休み明けにもう一度確認を!「要再検査・精密検査」のすすめ
こんにちは。埼玉県さいたま市浦和駅西口ミモザクリニック院長です。
まだまだ暑い日がつづきますが、そろそろ子どもたちの夏休みも終わりますね。夏休みの間は、毎回の食事やお弁当作り、部活や塾、習いごとなど、子供たちのイベントに振り回され、自分のことは後回しになってしまいます。そろそろ、自分の時間が取れる時期になったのではないでしょうか。みなさま、この春(4〜6月頃)に受けた健康診断や人間ドックの結果は覚えていらっしゃいますか?
「そういえば『要再検査』『要精密検査』の紙が入っていたけれど、忙しくてそのままにしていた…」
「症状もないし、お盆休みが明けてから考えようと思っていた」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、お盆明けの8月下旬は夏の疲れが落ち着き、秋に向けてご自身の体と向き合うのにとても良いタイミングです。
今回は、健診でよく見られる判定の意味や、なぜ放置してはいけないのかについてお話しします。

健診結果で「要精密検査」「要再検査」と書かれていると、ドキッとする一方で「今はどこも痛くないから大丈夫」と後回しにしてしまいがちです。しかし、生活習慣病や初期の胃がん・大腸がんは「自覚症状がほとんどない」のが最大の特徴です。
当院で特にお問い合わせやご相談が多いのは、以下のような項目です。
「たまたまぢ(痔)の血がついただけでしょ?」と自己判断してしまう方がとても多い項目です。「2回提出したうちの一回だけだったし、おしりが切れちゃっただけだと思う。」とか、「生理中だったせいかもしれない」と考え、受診しない人が多いのが現状です。この、要精査となった方が、精密検査(大腸内視鏡検査)をうけないこと、つまり、要精査となった方の受診率の低さが大腸がん検診の問題点です。便潜血陽性は大腸ポリープや初期の大腸がんからの微量な出血をとらえている可能性があります。ポリープの段階で内視鏡(大腸カメラ)で切除できれば、大腸がんを未然に防ぐことができます。2回のうち1回だけだったから、痔があるから、恥ずかしいから、内視鏡検査が大変だから、と思わずに、便潜血陽性の判定が出た場合には放置せず、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることをお勧めします。
再検査の通知を受けても足が遠のいてしまう一番の理由は、「検査に対する不安や恐怖感」ではないでしょうか。
当院では、患者様が安心して検査を受けられるよう、体に負担の少ない丁寧な医療を心がけています。
「要精密検査」の通知は、「今すぐ重い病気にかかっている」という宣告ではなく、「大きな病気になる前に芽を摘むためのチャンス」です。
当院は女性医師が診療を担当し、スタッフ全員女性です。初めての方や病院が苦手な方でも気兼ねなくご相談いただける環境づくりを目指しております。
「再検査と言われたけれど、何科に行けばいいかわからない」という場合でも、まずは健診結果の紙をお手元にご用意の上、ご来院・ご相談ください。今年後半を健康に安心して過ごすために、放置していた結果を一度リセットしてみませんか?
※健診異常(要精密検査)についての詳細は、こちらのページも併せて参照ください。
皆様のご来院をお待ちしています。