医療コラム

膵がん早期発見プロジェクトについて
こんにちは。埼玉県さいたま市浦和駅西口 ミモザクリニック院長です。
当院は、女性の検査のハードルを下げることをコンセプトにし、女性の患者様にリラックスして胃カメラ(上部内視鏡検査)、大腸カメラ(下部内視鏡検査)、乳がん検診など、をなるべく気軽に受けていただける空間づくりを大切にしています。
本日は、浦和医師会で最近始まった、膵がん早期発見プロジェクトについてお話しします。
「最近、なんとなく背中や胃のあたりが重い気がする」 「健康診断で急に血糖値が上がって、糖尿病と言われた」
そんな体の小さなサインを、「年齢のせいかな」「疲れているだけかも」と見過ごしていませんか?
膵臓の症状は、胃痛や背中の痛み、あるいは血糖値の異常として現れることがよくあります。
膵がんは、5年生存率8%。がん種別死亡数第3位、自覚症状が少なく、早期発見が特に難しい病気ですが、早期発見ができれば、生存率は大幅に向上します。
この、発見が難しい膵がんについて、現在、浦和医師会では、地域の医療機関が連携した早期膵がんをみつけて、早めに治療につなげようという「膵がん早期発見プロジェクト」が開始されています。
今回は、どんな人が注意すべきなのか、そして当院でできる検査についてお伝えします。
特に以下に当てはまる方は、一度膵臓のチェックをおすすめします。
現在、浦和医師会では膵がんを早期に見つけるためのプロジェクトを推進しています。
具体的には、地域のクリニック(かかりつけ医)でリスクを判定する「シート(問診票)」を活用し、少しでも膵がんのリスクが疑われる方を早期に見つけ出す取り組みです。
「大きな病院に行くほどではないけれど、少し心配…」という段階で、私たちのような地域のクリニックが最初の窓口となり、適切な検査や必要に応じた基幹病院へのスムーズなご紹介を行います。
膵臓の検査と聞くと「痛い検査をされるのでは?」と不安になるかもしれませんが、まずはお腹の超音波(エコー)検査から始められます。
お腹にゼリーを塗り、機械を当てるだけの痛みのない検査です。体に負担をかけずに、膵臓の形や周囲の様子、膵管(すいかん:膵液の通り道)が太くなっていないかなどをリアルタイムで観察できます。
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お腹の「エコー」で何が見える?

腹部エコーやその他、診察の結果、詳しい検査が必要と判断した場合は、膵がん早期発見プロフェクトに沿って、さいたま市立病院、埼玉メディカルセンター、さいたま市民医療センターに速やかに紹介しております。
当院では、女性の患者様がリラックスして検査を受けられる環境を整えています。超音波検査、胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査はすべて女性医師である院長が行っており、スタッフ全員女性です。「ちょっと背中が痛い」「糖尿病と診断された」「親が膵がんだった」という些細なきっかけで構いません。思い当たることがある方、この機会に一度受診してみてはいかがですか?