浦和駅近く消化器内科・乳がん検診 ミモザクリニック|埼玉県さいたま市の消化器内科、乳がん・胃がん・大腸がん検診

医療コラム

夏休みの旅行や帰省を快適に!環境の変化で悪化する旅先での便秘とその対策

こんにちは。埼玉県さいたま市浦和駅西口 ミモザクリニック院長です。
もうすぐ夏休みですね。旅行や帰省の計画を立てて、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、楽しいお出かけの裏で、多くの女性を悩ませるのが「旅先での便秘」です。普段は比較的順調な方でも、旅行中や帰省先で数日間お通じが出なくなってしまい、お腹の張りや痛みのせいでせっかくの食事や観光を思いきり楽しめなかった……という経験はありませんか?
今回は、なぜ夏のお出かけ時に便秘になりやすいのか、その原因と、今からできる対策について消化器内科の視点からお話しします。

1. なぜ旅行や帰省は便秘になりやすいの?

主な原因は次の4つです。どれも旅先では避けるのが難しいことばかりですが、意識するだけでも変わってきます。

2. 旅行・帰省中を快適に過ごすための対策

ちょっとした心がけで、旅先での腸内環境を守ることができます。

① 「こまめな水分補給」と「朝一杯の水」

移動中もマイボトルやペットボトルを持ち歩き、のどが渇く前に一口ずつ水分を摂りましょう。また、旅先の朝も、起きてすぐにコップ一杯のお水(または白湯)を飲むことで、休んでいた胃腸が刺激されて動き出しやすくなります。

② 旅行中こそ、食物繊維と発酵食品を意識
旅先では外食が増え、お肉中心のメニューや炭水化物に偏りがちです。メニューを選ぶ際は、野菜や海藻類、ヨーグルトなど、腸の善玉菌を元気にする食材を意識的に一品プラスしてみてください。ホテルのバイキングで目移りしてしまいますが、納豆ご飯とサラダ、ヨーグルトなどにすると、体調は整います。
③ 便意を我慢しない環境づくり
「朝、出発する前に少し長めにトイレの時間を確保する」「移動ルートのトイレの場所を事前に確認しておく」など、精神的な安心感を作ることで、我慢の予防につながります。

3. 便秘薬の選び方と、知っておきたい「大切な注意点」

旅行前に便秘薬を準備しておきたいという場合、当院では「酸化マグネシウム」というお薬をよく使います。 このお薬は、腸に水分を集めて便を柔らかくし、自然な排便を促すタイプ(非刺激性下剤)です。お腹が痛くなりにくく、癖になりにくいため、初めての方や旅行用としても使いやすいのが特徴です。最近は薬局でも同じ成分の市販薬(酸化マグネシウムE便秘薬など)が手軽に購入できますので、上手に活用するのも良い方法です。

ただし、腎機能が落ちている方は注意が必要です
酸化マグネシウムは比較的安全なお薬ですが、主成分である「マグネシウム」は主に腎臓から尿として排泄されます。そのため、腎臓の機能が低下している方が長期間、あるいは多量に飲み続けると、血液中のマグネシウム濃度が高くなりすぎる「高マグネシウム血症」という副作用を引き起こすリスクがあります。
そのため当院では、便秘のご相談をいただいた際、事前に採血を行って「腎機能に問題がないこと」をしっかり確認した上で、安全に処方・処方量のご提案を行っています。
  • 「健康診断で腎機能の数値を指摘されたことがある」
  • 「普段から市販のマグネシウム便秘薬を愛用しているが、血液検査をしたことがない」
という方は、ご自身の安全のためにも、一度クリニックで検査を受けておくことをおすすめします。

院長からのメッセージ

せっかくの夏休み、むくみやすい、便秘になりやすいなどのトラブルは少し対策をたてれば改善できるかもしれません。
当院では、女性医師をはじめスタッフ一同、女性の患者様がデリケートなお腹の悩みをリラックスして相談できる環境を整えています。
「旅行前に自分に合った便秘対策を相談したい」「まずは採血で自分の身体の状態をチェックしてほしい」という方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。WebやLINEからも簡単にご予約いただけます。
体調管理をしっかりして、楽しい夏休みを過ごしてくださいね。

 

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