浦和駅近く消化器内科・乳がん検診 ミモザクリニック|埼玉県さいたま市の消化器内科、乳がん・胃がん・大腸がん検診

医療コラム

胃カメラ・大腸カメラをもっと身近な検査に。

こんにちは。埼玉県さいたま市浦和駅西口ミモザクリニック院長です。
当院は、埼玉県さいたま市浦和区で「女性の検査のハードルを下げること」を大切にしているクリニックです。
毎日の診療で、「お腹の調子が悪いけれど、検査が怖くて何ヶ月も我慢していた」「恥ずかしさがあって、なかなか受診に踏み切れなかった」「市販の薬で様子を見ていた」という女性の声を本当に多く耳にします。特に胃カメラや大腸カメラといった内視鏡検査は、苦しい、痛い、つらいといった不安や抵抗感をもたれやすい検査の代表格かもしれません。
しかし、胃がんや大腸がんは、早期に発見できれば十分に治癒を目指せる病気です。だからこそ、私たちは「女性が身構えずに、安心して相談できるクリニック」でありたいと考えています。
今回は、なぜ内視鏡検査が大切なのか、そして当院がリラックスして検査を受けていただくためにどのような工夫をしているのかを、できるだけ分かりやすくお話しします。

なぜ胃カメラ・大腸カメラが必要なのか?

「胃がん」「大腸がん」と聞くと、なんとなく男性の病気というイメージをもたれる方もいるかもしれません。しかし、日本の統計(国立がん研究センターのがん登録統計など)を見ると、女性にとっても消化器のがんは決して他人事ではありません。

これらのがんは、30代から少しずつ増え始め、40代、50代、60代と年齢を重ねるにつれてグラフが右肩上がりに上がっていきます。

初期には症状がほとんどありません

胃がんも大腸がんも、かなり進行するまでは「痛い」「苦しい」といったはっきりとした症状が出ないことがほとんどです。「便秘や下痢は昔からだから」「胃の調子が悪いのは仕事のストレスのせい」と思い込んでいるうちに、病気が進んでしまうケースがあります。
日本消化器内視鏡学会や日本消化器病学会のガイドラインでも、早期発見のために定期的な検査が推奨されています。特に大腸がんは、検査の際に見つかった良性のポリープをその場で切除することで、将来のがんを予防できることが分かっています。

内視鏡検査への「ハードル」をなくすために

検査が大切なことは分かっていても、いざ受けるとなると足が止まってしまう。その理由はよく分かります。当院では、女性の皆さんが感じる不安を少しでも減らせるよう、次のような環境を整えています。

1. 医師もスタッフも全員が女性です

「大腸カメラのとき、お尻を出すのが恥ずかしい」「男性の先生には、便の悩みや生理前後の体調不良を話しにくい」という悩みは、女性ならごく自然な感情です。
当院では、検査を行う院長(内視鏡専門医)をはじめ、受付や看護師など、院内にいるスタッフが全員女性です。同性同士だからこそ、診察室でのちょっとしたお腹の悩みも、緊張せずにお話ししていただけるのではないかと思います。検査中のプライバシーにも細心の注意を払っています。

2. 内視鏡の専門知識をもった医師が担当します

当院の院長は、日本消化器内視鏡学会の専門医として、これまで数多くの胃カメラ・大腸カメラを行ってきました。
内視鏡検査は、医師の技術によって苦痛の度合いが変わることがあります。これまでの経験を活かし、できるだけ体に負担のない、スムーズな検査を行います。

3. 「つらそう」「痛そう」を和らげる工夫

胃カメラの「オエッ」となる反射や、大腸カメラのときにお腹が張る痛みが怖いという方のために、当院ではお薬を使ってウトウト眠ったような状態で検査を受けられる「鎮静剤」を使用することができます。
また、大腸カメラではお腹を膨らませるためにガスを入れますが、当院では空気に比べて体内に吸収されやすい「炭酸ガス」を使用しています。これにより、検査後のお腹のはりや苦しさが格段に軽くなります。

胃カメラと大腸カメラ、それぞれどんな検査?

具体的にどのような流れで検査を行うのか、簡単にご説明します。

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
口または鼻から細いカメラを入れ、食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察します。
  • ・見つけられる病気:胃がん、食道がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎など。また、胃がんの原因となるピロリ菌の感染が疑われる場合も、検査で粘膜の状態を確認します。
  • ・かかる時間:観察自体は5分から10分程度です。
  • ・こんな方におすすめ:みぞおちが痛む、胃がもたれる、胸焼けがする、健康診断でバリウム検査の異常を指摘された、40歳以上で一度も受けたことがない方。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
肛門からカメラを入れ、大腸全体の粘膜を観察します。
  • ・見つけられる病気:大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などの炎症性の病気。
  • ・かかる時間:観察やポリープ切除を含めて、15分から30分程度です。
  • ・事前のお手入れ(下剤の内服):大腸の中をきれいにするため、当日の朝に下剤(腸管洗浄剤)を飲んでいただきます。「下剤を飲むのがつらい」という声も多いですが、スタッフで勉強会をひらき、皆で味見をして、下剤を選んでいます。最近では飲みやすい味の下剤もありますが、事前に採血で腎機能のチェックが必要です。どうしても下剤が飲めない方はご相談ください。また、ご希望の方には院内で落ち着いて下剤とのめるスペースをご用意したりしています。
  • ・こんな方におすすめ:便に血が混じる(血便)、便秘と下痢を繰り返す、急に便が細くなった、お腹が張る、健康診断の便潜血検査で陽性(引っかかった)になった、40歳以上の方。

医学で分かっていること、分かっていないこと

医療の世界では、日々新しい研究が行われていますが、すべてが解明されているわけではありません。
例えば、「大腸ポリープを切除すれば、大腸がんで亡くなるリスクを大きく減らせる」ということは、世界中の多くの論文やデータで証明されています。
一方で、「なぜ特定の人に大腸ポリープができやすいのか」という根本的な原因については、遺伝的な要素や食生活(欧米化、赤肉の摂りすぎなど)、運動不足などが関係していると言われていますが、明確な1つの原因だけを特定することはまだできません。
また、「便秘が続くと必ず大腸がんになるか」というと、これも医学的に因果関係が証明されているわけではありません。しかし、便秘に隠れて大きなポリープやがんがあり、それが原因で便が通りにくくなっているケースはよくあります。
だからこそ、「症状がないから大丈夫」「ただの便秘だから大丈夫」と自己判断せず、一度大腸カメラで全体の様子を確認することをお勧めしています。

女性の皆様へお伝えしたいこと

30代、40代の女性は、仕事や育児、家事などで毎日が本当に忙しく、自分の健康を後回しにしがちな時期です。また、50代、60代になると、閉経に伴うホルモンバランスの変化などで、体調に様々な変化が現れやすくなります。
「ちょっとお腹の調子が悪いけれど、病院に行く時間がないし、検査も怖いから我慢しよう」
そう思って過ごしている間にも、もし小さな病気のサインが出ているとしたら、とてももったいないことです。早期に発見できれば、体に大きな負担をかけることなく治療ができる時代です。
当院は、JR浦和駅から歩いて3分ほどの場所にあります。お買い物帰りや、お仕事の合間にも立ち寄りやすい立地です。
院内は、女性の皆様が少しでもリラックスしてお過ごしいただけるよう、病院らしさを抑えた、温かみのあるインテリアを心がけています。内視鏡検査は女性医師である院長が行いますし、スタッフも全員女性です。
このコラムを読んで、少しでも「一度検査をしてみようかな」と思った方は、ぜひお気軽に一度受診してください。皆様のご相談をお待ちしております。

 

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